オーストラリア東部クインズランド州の州都ブリズベン。
シドニー、メルボルンに次ぐ、オーストラリア第3の都市です。
2032年には、ブリスベンオリンピック・パラリンピックが開催される予定です。
ブリズベンは港湾都市で、羊毛、砂糖、食肉、鉱産物などの輸出港となっています。
また、造船、化学、食品工場などが発達しています。
ケッペンの気候区分は、温暖湿潤気候(Cfa)に属しています。
それでは、物件の紹介へ進めたいと思います。
①オージーステーキ店
オーストラリア産牛肉ことオージービーフ。
オージービーフの特徴は、筋肉内脂肪細胞(サシ)が豊富で、他の品種よりも柔らかい脂肪組成と細やかな肉質とのこと。
また、アメリカンビーフより脂身が少なく、赤身が多いため、栄養面や口当たりが良いそうです。
さて、物件のオージーステーキ店ですが、
ブリズベンで有名なステーキハウスは「Moo Moo The Wine Bar + Grill」です。
クインズランド州産のWAGYU(和牛)やニューサウスウェールズ州産のPURE PRIME(ピュア プライム)などいろんな品種のステーキを味わうことができます。
②カンガルー料理店
オーストラリアでは、野生のカンガルーを捕獲してカンガルー肉が生産されています。
※現在はオーストラリア政府の許可を受けた狩猟者によって商業的な捕獲が行われています。
カンガルー肉の特徴は、低脂肪・低コレステロール、高タンパクであること。そして、体内で作り出すことができない不飽和脂肪酸のひとつである共役リノール酸が含まれており、これを摂取すると体内で脂肪がつきにくくなります。まさに栄養が豊富で健康にいい肉です。
オーストラリアでは、スーパーでカンガルーの肉が売られており、ステーキやソーセージにするようです。
さて、物件のカンガルー料理屋ですが、
トリップアドバイザーでブリズベン1位レストラン「Lamberts Restaurant」にて、
HPのメニューより、Kangaroo Loin(カンガルーの腰肉)の料理があるみたいです。
https://www.lambertsrestaurant.com.au/wp-content/uploads/2024/01/WEBSITE_Lamberts_DinnerDessert_GuestViewJanuary2024.pdf
③有名地ビール工場
XXXX Ale House Brewery(フォーエックス エール ハウス ブルワリー)のことだと思います。
1878年創業。ブリズベン郊外ミルトンにあるキャッスルメイン・パーキンス醸造所が醸造しているビールです。オーストラリアで大人気のビールです。
XXXXの意味は創業当時、ビールの品質をXで測られていたことに始まります。
この醸造所で最初のビールはXXX Sparkling Aleで、高評価の3つのXを授与されていました。
それでも何か欠けていると思い、改良を重ね、1893年に新しいビールを完成させ、4つのXを獲得しました。
そこから数年後、XXXXの名でビールを醸造・販売をするようになりました。
このXXXX Ale House Breweryは、ビール工場見学をすることができ、
ブリズベン観光の人気スポットとなっています。
工場見学では、工場内見学をはじめ、醸造方法やXXXXビールの美味しい注ぎ方などが学べるようです。見学の最後にはビールの試飲ができます。
※18歳以上 要予約制です。見学前に飲酒した方、フラットなシューズを履いてない方、公的身分証を持ってない方などは見学できません。
詳しくは、https://www.xxxx.com.au/the-brewery/にて確認ください。
④精油工場
精油とは、植物の香り成分を抽出したエッセンスのことです。
花や葉、果皮、根などを蒸したり、皮を搾ったりして抽出します。
ブリズベンでは精油の製造が盛んです。
また、ブリズベンにはエッセンシャルオイル(精油)ブランド「Perfect Potion(パーフェクトポーション)」の本社があります。
ブリズベン市内に6店舗あります。
※製造している本社(工場)と思われる場所はこちら
日本でも購入できます。
https://perfectpotion.co.jp/
⑤製紙工場
製紙工場は、木材からパルプを取り出し、紙に加工する工場です。
パルプとは、木材を細かくチップにした後、化学薬品を使用し、繊維だけを取り出したものです。
紙はパルプを漂白→繊維の細分化→プレス→脱水をすることで製造されます。
製紙工業の立地条件は、木材や水が豊富な地域です。
ブリズベンは、周辺に良質な森林資源があり、海沿いなので、製紙工業の立地条件を満たしています。
下の地図は、ブリズベン市内にある製紙工場を示したものです。
⑥ふれあいコアラ園
ローンパイン・コアラ・サンクチュアリのことだと思います。
1927年開園。ブリズベン郊外のフィグツリー・ポケットにある世界最大のコアラ園です。
130頭以上のコアラの他、カンガルー、ウォンバット、ハリモグラ、タスマニアデビルなどオーストラリアに生息する動物が飼育されています。
有料ですが、コアラと写真を撮ることができます。また追加料金を支払えば、コアラを抱くことができるようです。
なお、コアラは非常に敏感な動物であるため、クイーンズランド州の規則によりコアラ1匹に対し抱くことができるのは一日30分までで、さらに4日おきでなければならないという規則が設けられています。
⑦バイオ工学研究所
おそらくクイーンズランド大学オーストラリア生物工学ナノテクノロジー研究所(AIBN)のことだと思います。
2003年設立。クイーンズランド大学内にある研究所です。
バイオエンジニアリングとナノテクノロジーの分野の研究者を結集する統合された学際的な研究所で、
生物学、化学、物理学と異なる分野をつなげ、人間の健康と環境問題への応用に取り組んでいます。
研究としては、針なしのワクチン、バイオ燃料で注目されています。
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