タンザニア北東部に位置するアルーシャ州の州都アルーシャ。
アフリカ大地溝帯内の高原にあります。
タンザニア、ケニア、ウガンダ、ルワンダ、ブルンジ、南スーダン、コンゴ民主共和国、ソマリアからなる東アフリカ共同体の本部があります。
ケッペンの気候区分は、温帯冬季少雨気候(Cw)に属します。
タンザニアについて
タンザニア連合共和国
※本土のタンガニーカとザンジバル島が1964年に統合してできた国。
首都:ドドマ
最大都市:ダルエスサラーム
人口:約6385万人(2022年)
面積:94.7万㎢
公用語:スワヒリ語
通貨:タンザニア・シリング ※1タンザニア・シリング=0.058円(2024年1月現在)
主な宗教:
タンガニーカでは、キリスト教30%、イスラム教35%、伝統宗教35%
ザンジバル島では、イスラム教がほぼ100%
主な産業:
タンガニーカでは、農業(コーヒー豆、綿花、サイザル麻)、鉱業(金、ダイヤモンド、タンザナイト)、観光業
ザンジバル島では、クローブ栽培、観光業
アフリカ大陸東部に位置するタンガニーカとザンジバル島からなる国。
アフリカ大陸最高峰の山「キリマンジャロ山」があります。
1961年に本土のタンガニーカがイギリスから独立。
1963年にザンジバル島がイギリスから独立。
1964年にタンガニーカとザンジバル島が統合し、タンザニア連合共和国となりました。
1967年に社会主義政策として、ウジャマー政策を行なったが、後に失敗しています。
※ウジャマーとは、スワヒリ語で家族的連帯という意味
1975年に中国の援助でタンザン鉄道が開通。
それでは物件の紹介へ進めたいと思います。
①ムシカキ串焼肉屋
MISHKAKI(ムシカキ)とは、東アフリカで食されるスパイシーな味付けがされた牛肉の串焼き料理です。
ムシカキの参考動画
アルーシャにもムシカキを提供するレストランがあります。
店名は「MICROBITES BBQ」です。
②コーヒー大農園
2021年のタンザニアのコーヒー豆の生産量は、73027トンで世界第17位で、世界シェア0.7%です。
タンザニアの主なコーヒー生産地は、ビクトリア湖周辺(北部、北西部)、タンガニーカ湖周辺(西部、南西部)、ニアサ湖周辺(南部)、キリマンジャロ山周辺(北東部)です。
広範囲でコーヒー豆を生産しています。
アルーシャもキリマンジャロ山周辺(北東部)に位置してるためコーヒー豆の生産地です。
また、タンザニアで生産されたコーヒー豆を、キリマンジャロの名で販売しています。
※北西部のブコバで生産されるアラビカ種はキリマンジャロと名乗れないようです。
一般的に言われているキリマンジャロの特徴は、酸味が強くフルーティーな味で、苦味が少なくあっさりと軽い飲み口です。
参考までにタンザニアのコーヒープランテーション(大規模農園)の場所を示しました。
③タンザナイト鉱山
タンザナイトとは、青紫色を有する多色性の宝石です。
灰簾石(ゾイサイト)の変種で、内部にバナジウムを含むものをタンザナイトと呼びます。
ちなみに灰簾石とは、カルシウムやアルミニウムなどを含む複雑な含水珪酸塩鉱物のことです。
タンザナイトは、1967年にアルーシャにあるメレラニ鉱山にて、ルビーを探していたマニュエル・ト・スーザーが発見した好物です。これをティファニーが宝石として知らしめ、1980年代にアメリカを中心に人気を呼ぶ石となりました。
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