ロシア中南部ノヴォシビルスク州の州都ノヴォシビルスク(ノボシビルスク)。
ノヴォシビルスク州はシベリア連邦管区に属しており、
人口規模はロシア国内第3位、シベリアでは最大の都市となっています。
それでは、物件の紹介へ進めたいと思います。
①ペリメニ屋
ペリメニとは、小麦粉で作った薄い生地に、挽肉や野菜を包み茹でた料理です。
一言で表すとロシア版餃子です。
このペリメニは、茹で上げた後にバターをかけたり、サワークリームやマスタードを添えて食べるのが一般的だそうです。
ノヴォシビルスク市内には多くのペリメニ屋があります。
この中で、Googleマップにて高評価で口コミ数も多かったお店は「Пельмэн(ペリメン)」。
ペリメニのほか、シャシリクやボルシチも提供しています。
②金属加工場
ノヴォシビルスクには金属加工を行う工場がいくつかあります。
その中でも規模の大きい金属加工(冶金)工場が、
АО “Новосибирский металлургический завод им.Кузьмина”
訳すと、
JSC「クズミンにちなんで名付けられたノボシビルスク冶金工場」です。
1942年設立。親会社は「Metalservice-Group(メタルサービスグループ)」。
こちらの工場では、スチール製の水道管とガス管、角・長方形鋼管などを製造しています。
③重工作機械工場
おそらくNPO ELSIB(エルシブ)のことだと思います。
1953年設立。ノヴォシビルスクに本社を置く機械製造会社です。
ターボ発電機、水力発電機、周波数変換器、電気モーター、水素発生などを製造しています。
④バレエ劇場
Novosibirsk Opera and Ballet Theatre(国立オペラ・バレエ劇場)のことだと思います。
1944年完成、1945年柿落としをしたノヴォシビルスクにある劇場です。
大ホールは1774人、コンサートホールは375人、小ホールは150人収容と
ロシアでも最大規模を誇る劇場となっています。
⑤鉄道歴史博物館
西シベリア鉄道歴史博物館のことだと思います。
ノヴォシビルスク駅西側にあるガリーン・ミハイロフスキー広場付近にある博物館です。
後述する西シベリア鉄道の歴史や模型などを展示しています。
⑥航空機工場
V. P. Chkalov Novosibirsk Aviation Plant(チカロフ記念ノヴォシビルスク航空機工場)のことだと思います。
1936年設立。ノヴォシビルスクにある航空機製造工場です。
親会社はモスクワに本社を置く航空機メーカーのSUKHOI(スホーイ)です。
チカロフ記念ノヴォシビルスク航空機工場では、Su-34 などの戦闘爆撃機などを製造しています。
なお、ロシアのウクライナ侵攻により、
同社はEU、アメリカ、イギリス、日本およびその他のいくつかの国から制裁を受けています。
⑦シベリアン鉄道支社
西シベリア鉄道支社のことだと思います。
1961年設立。ノヴォシビルスクにあるロシア鉄道公開株式会社の支社です。
シベリア連邦管区(オムスク州、ノヴォシビルスク州、ケメロヴォ州、トムスク州、アルタイ地方)の鉄道路線を管轄しています。
路線はシベリア鉄道のほか、トルキスタン・シベリア鉄道、タタールスカヤ・マリノヴォエオゼロ鉄道、パヴロダル・バルナウル鉄道、オムスク・バルナウル鉄道があります。
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