ロシア南西部に位置するボルゴグラード(ヴォルゴグラード)州の州都ボルゴグラード(ヴォルゴグラード)。
1925年まではツァリーツィン、1925年から1961年まではスターリングラードと呼ばれていました。
現在も一年に数日だけ市名がスターリングラードとなる日があるようです。
また、産業都市で造船、石油精製、製鉄、アルミ精錬、機械・車両製造、化学工業などが主な産業となっています。
それでは、物件の紹介へ進めたいと思います。
①ボルシチ食堂
ボルシチとは、赤いスープという意味のブリ・シチ(бурі шти) が由来のウクライナ料理です。
ビーツの鮮やかな赤色が特徴的で、肉や野菜がたっぷり入った酸味のあるスープとなっています。
ロシアでも非常に愛されおり、よく食されています。
ボルゴグラード市内にもボルシチを提供するお店は多くあります。
この中でGoogleマップにて高評価で口コミ数が多かったお店は「ブリン・クルプ(Блин Клуб)」。
パンケーキが人気のお店です。
ボルシチのほか、ピエロギやブリヌイなども提供しています。
②鉄鋼工場
Красный Октябрьのことだと思います。
Красный Октябрьは訳すと「赤い10月」になります。
1897年設立。ボルゴグラードに本社を置く圧延金属メーカーです。
ロシア最大のステンレス鋼製造会社の一つで、
ロシア国内のステンレス鋼市場の約40%を所有しているようです。
③トラクター工場
ヴォルゴグラードトラクター工場(Волгоградский тракторный завод)のことだと思います。
1930年設立。ボルゴグラードにあるトラクター製造会社です。
主に農業用トラクターを製造しています。
④ママエフの像
母なる祖国像のことだと思います。
ボルゴグラード市内のママエフの丘に建つ巨像です。
1967年にスターリングラード攻防戦を記念(ロシアの戦没者を追悼)として建てられた像で、
高さ剣の先端から台座の天面まで85mで、建造時は世界一の高さを誇る巨像だったようです。
※女性像として世界最大のようです。
ちなみにママエフの丘(ママエフ・クルガン)は元々タタールの埋葬された墳丘墓だったそうです。
現在ではこの丘に、母なる祖国像のほか、攻防戦に関する記念施設「ザール・ヴォインスコイ・スラヴィ」があります。
⑤タンカー造船所
ヴォルゴグラード造船所(Волгоградский судостроительный завод)のことだと思います。
1931年設立。ボルゴグラードにある造船所です。
主に商業貨物船(タンカー)の造船、船の修理、精密鋳造、造船に使用される機器の製造を行なっています。
⑥水力発電所
ヴォルガ水力発電所のことだと思います。
ボルゴグラード近くにあるヴォルガ川にかかる水力発電所です。
ヨーロッパ最大の水力発電所で、建設当時は「ソビエト連邦共産党22回大会記念スターリングラード水力発電所」と呼ばれていました。
現在はモスクワに本社を置く水力電力会社ルスギドロ社が所有しています。
この発電所で発生した電力は、
ボルゴグラード市内やその周辺地域、
電力を多く必要とするアルミ精錬、製鉄、機械工場へ供給しています。
⑦石油精製プラント
ヴォルゴグラード製油所のことだと思います。
1957年稼働。ボルゴグラード近郊にある石油精製プラントです。
ロシア最大の製油所の一つで、
1990年以降はモスクワに本社を置く石油会社ルコイルが運営しています。
コメント
ロシアはこれで全部でしたっけ?
失礼
オレンブルクとチェリャビンスクがありましたね
ロシアは残り3箇所で、この二つに加えエカテリンブルクが残っています笑