チリ南部に位置するロス・ラゴス州の州都プエルトモント。
農産畜産品、木材の集積地、漁業が盛んな都市です。
ケッペンの気候区分では、西岸海洋性気候(Cfb)に属します。
それでは、物件の紹介へ進めたいと思います。
①シーフード料理屋
プエルトモントは、漁業が盛んなため、シーフード料理を提供をしているレストランが多くあります。
プエルトモントで有名なシーフード料理屋はChile Picanteです。
サーモンや貝類など様々なシーフード料理を味わうことができます。
②クラントシチュー店
クラントシチューとは、チリ南部とチロエ諸島の伝統的な蒸し料理で、以前は、穴を掘って焼け石を敷き詰め、調理を行っていました。
現在は主に鍋を使用した蒸し焼きとなっており、
ムール貝などの数種類の貝類に、豚肉、鶏肉、ソーセージなどのあらゆる肉類を入れて調理します。
プエルトモントで、クラントシチューを提供する有名店はPa’ mar adentroです。
③イワシ漁事業
チリのイワシ・ニシンの漁獲量は世界2位です。
プエルトモント沖には、寒流のフンボルト海流が流れています。
このフンボルト海流はプランクトンが豊富なため、カタクチイワシ(アンチョビー)が多く生息しています。
そのため、プエルトモントはイワシ漁が盛んであり、世界有数の漁場となっています。
④シャケ漁事業
シャケ(サーモン)は北半球に生息する魚なので、
南半球のチリには生息していませんでした。
約50年前、ノルウェーとよく似た入り組んだ海岸と、栄養豊富な海流がサーモン養殖に適していると考えたチリ政府が、日本に支援を依頼し、サーモンの養殖が始まりました。
試行錯誤の末、養殖が成功し、現在では世界2位のサーモン輸出国となっています。
サーモン養殖の中心地となっているのが、プエルトモント。
プエルトモント南部は、卵からかえった稚魚を育てる淡水の施設や、沖合に広がる巨大な養殖場、サーモンを食品加工する工場などが集中しています。
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