トーゴ南部に位置する首都ロメ。
ロメとは現地語で「小さな市場」を意味しています。
ケッペンの気候区分は、サバナ気候(Aw)に属しています。
トーゴについて

トーゴ共和国
1960年フランスから独立
首都:ロメ
人口:約827万人(2023年)
面積:5.67万㎢
公用語:フランス語
通貨:CFAフラン ※1CFAフラン=約0.26円(2024年6月現在)
主な宗教:キリスト教(47%)、伝統的宗教(33%)、イスラム教(14%)
主な産業:農業(綿花、トウモロコシ、キャッサバ、ヤムイモ、アブラヤシ、コーヒー、カカオ)、
鉱業(リン鉱石)

①アグーチ串焼き店
アグーチとは、中部アメリカ、南アメリカに生息する齧歯類のモルモットの類縁のことですが、
西アフリカでは、アフリカアシネズミのことをアグーチと呼んでいます。


出典:By Thryonomys_swinderianus.jpg: rbairdpccamderivative work: Jacek555 – Thryonomys_swinderianus.jpg, CC BY-SA 2.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=16106877
トーゴでは、このアグーチ(アフリカアシネズミ)を食用としており、串にさし、スモークした料理があります。

本題のアグーチ串焼き店について、
ロメ市内の露店で売られているらしいのですが、
見つけることができませんでした。
引き続き、調査を進めたいと思います。
②綿花畑
綿花はアオイ科の繊維原料です。
生育期が高温多雨で、収穫期は乾燥する気候に適しています。
また排水の良い肥沃な砂質土壌を好んでいます。
トーゴは年中高温で雨季と乾季があるサバナ気候なので、全域で綿花栽培を行っており、
輸出農産品の中で最も多いのが綿花です。
③リン鉱山

出典:By James St. John – Peloidal phosphorite (4.6 cm across) from the Phosphoria Formation (Roadian Stage to Wordian Stage, lower Guadalupian Series, mid-Permian) at the Simplot Mine, southern Bingham County, southeastern Idaho, USA., CC BY 2.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=34891294
リン鉱石とは、過リン酸石灰などのリン酸肥料の原料となる鉱石で、
農作物に使う化学肥料の原料となります。
原鉱は主に2種類に分けられ、
①乾燥地域に多い燐灰石のような無機的成因のものと、
②グアノと呼ばれる、コウモリや海鳥などの糞が長時間堆積し、化石化した有機的成因のものがあります。
トーゴの最大の鉱物資源はリンで、
ロメ近郊のハホトエやポガメでリンを採掘しています。
また、1991年にはリンの生産量が世界シェア10位でしたが、近年は減少傾向にあります。
④おまじない市場

出典:By Alexander Sarlay – Own work, CC BY-SA 4.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=51729822
Fetish Market(フェティッシュ市場)のことだと思います。
民間信仰ブードゥー教に関するグッズが集まっている市場です。
伝統的な薬や動物の骨、鳥の羽など魔力があるものが売られているようです。
まさにお呪いグッズ笑
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