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【元ネタ予想】桃太郎電鉄ワールド 地球は希望でまわってる! 〜ドゥシャンべ編〜

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桃鉄

タジキスタン西部に位置する首都ドゥシャンベ。
ドゥシャンベはペルシャ語で「土曜日の二日後」という意味があるようです。
これは月曜日に市場が開かれた村から急成長したため、
都市名をドゥシャンベと名付けられたそうです。

タジキスタンについて

タジキスタン共和国 国旗

タジキスタン共和国
1991年にソビエト連邦より独立

首都:ドゥシャンベ
人口:約911万人(2022年)
面積:14.3万㎢
公用語:タジク語 ※共通語はロシア語
通貨:ソモニ ※1ソモニ=13.73円(2024年3月現在)
主な宗教:イスラム教 スンナ派が大半
主な産業:農業(綿花、小麦、米)、鉱業(アンチモンなど)

①アルミ精錬所

タジキスタン西部に位置する都市トゥルスンゾダにあるタジク・アルミニウム社(TALCO)のアルミ精錬所のことだと思います。

ちなみに、1トンのアルミニウムを造るのに、14000~15000kwhが必要とされています。
そのため電気代が高い国ではアルミニウムの精錬はコストが高くなるので、
電気代が安い国で行うのが合理的となります。

タジキスタンは、ヴァフシュ川やパンジ川などの水資源が豊富なため、電力は水力発電が多く占めています。水力発電のためのダムもいくつかあり、中でも堤高は335mあるヌレークダムはタジキスタンで最大のダムとなっています。

タジキスタンは、水力発電により安価で大量の電力生産できるので、
アルミニウムの精錬が発達しており、
アルミニウムの生産量は世界シェアの1.2%に当たる31万トンに達しています。

なお、原料であるボーキサイトはウクライナなどから輸入に頼っています。

②綿織物工場

タジキスタンはソ連時代から綿花の栽培が盛んであり、ソ連全体でも綿花栽培の重要地域の一つでした。ソ連からの独立後は、農業改革によって作付けの農作物を自由に選べるようになったことで、
綿花の栽培は減少したものの、作付面積はソ連時代と比べると60%強となっています。

そして、栽培された綿花は、繊維工場にて綿織物を生産しています。

さて、本題の綿織物工場についてですが、
Tajik Textile Ltd(タジク テキスタイル)の繊維工場のことだと思います。
ドゥシャンベ市にあるタジキスタン最大の繊維企業です。

③アンチモン鉱山

出典:不明 – http://images-of-elements.com/, CC 表示 3.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=9084452による

アンチモンとは、レアメタルの一種で、銀白色の金属光沢のある硬くて脆い半金属の固体です。
元素記号はSb。

アンチモンの主な用途は、プラスチック・ゴム・繊維などの難燃剤、クーラーや冷蔵庫の冷媒材料、半導体材料の添加物として利用されています。

2020年のタジキスタンのアンチモン生産量は13000トンで、世界第3位です。
※1位:中国、2位:ロシア

主な産地は、タジキスタン北部のイスファラ周辺です。

④鉛採掘場

出典:Alchemist-hp (talk) (www.pse-mendelejew.de) – 投稿者自身による著作物, FAL, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=12381318による

鉛とは、蒼白色の柔らかく重い金属です。
元素記号はPb。

鉛の主な用途は、おもりや自動車用のバッテリー、放射線の吸収材としても利用されています。
ちなみに、クレオパトラの化粧には鉛が使われていたそうです。

2021年のタジキスタンの鉛生産量は約50000トンで、世界第11位です。
主な鉱山は、タジキスタン北部のaltyn-topkanにあるAltyn-Topkan Lead Mineです。

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