ブラジル西部のロンドニア州の州都ポルトヴェーリョ。
アマゾン川盆地上流に位置する都市です。
ケッペンの気候区分では、熱帯モンスーン気候(Am)に属しています。
それでは、物件の紹介へ進めたいと思います。
①川魚グリル屋
アマゾン川流域には、大型食用魚のタンバキや、世界最大級の淡水魚ピラルクが生息しています。
ポルトヴェーリョでは、このピラルクをグリルやセビーチェにして食したりします。
さて、本題の川魚グリル屋ですが、
ポルトヴェーリョ市内にある人気店Casa do Tambaquiにて、
Tambaqui Banda Assado na Brasa(タンパキのロースト)や、
Pirarucu à Rondon(ピラルク・ロンドン)というピラルクのグリル料理を提供しています。
②黄麻畑
黄麻(コウマ)とは、バングラデシュの首都ダッカの物件にて紹介したジュートのことです。
黄麻の原産地は中国南部と言われており、主にインドやバングラデシュにて生産されています。
ブラジルでは、輸出用のコーヒー豆を輸出する際に用いる麻袋をインドから輸入していましたが、
1930年代にアマゾン地域で日本人移民が黄麻(ジュート)の栽培・商品化に成功したことで、
ブラジル国内で麻袋を製造するようになっています。
③製材所
ポルトヴェーリョ周辺は熱帯雨林が広がっており、林業が主な産業のため、製材所が至る所にあります。
④アマゾン水運船
参考までにポルトヴェーリョには、
Companhia de Navegação da Amazônia という運送会社があります。
こちらの会社では、石油・バイオマス・一般貨物などをフェリーで河川輸送を行っています。
⑤密林の伐採場
ブラジルのアマゾン地域では、
①材木を切り出し
②食肉生産や大豆などの農産物の生産のための土地を確保
③鉱業
を目的に森林を伐採しています。
近年は、森林伐採により地球温暖化の進行の可能性が高まったり、多くの動植物が絶滅の危機に瀕したりしているため、ブラジル政府は、2030年までに森林破壊や伐採をなくす計画を発表しています。
ちなみに、熱帯雨林を違法伐採して行う牧畜・農場経営が規模を増していることから、
JAXAの陸域観測技術衛星だいちにより衛生画像を使って違法伐採の監視しているそうです。
本題の密林の伐採場ですが、具体的な場所などは特定できていません。あしからず。
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