中国南部に位置する湖南省の省都長沙(ちょうさ/チャンシャー)。
湖南(こなん/フーナン)省は、
長江中下流に位置する洞庭(トンチン)湖の南に面しているので、湖南というそうです。
ちなみに洞庭(トンチン)湖の北には湖北省があります。
そして、省都の長沙は経済技術開発区に指定されている都市で、
建設機械や新材料をはじめとした工業やサービス業が主な産業となっています。
特にマスコミ・バラエティー番組制作が全国的に知名度が高いようです。
それでは、物件の紹介へ進めたいと思います。
①湖南料理店
湖南料理とは、中国湖南省の郷土料理のことです。
中国の八大料理の一つとされています。
湖南料理は四川料理の辛さに酸味を加えた濃いめの味付けが特徴で、
代表的な料理には
酸味と辛味が合わさったスープの麺料理「酸辣湯」、
魚の首と唐辛子の蒸し料理「剁椒魚頭(ドゥオジャオユィトウ)」
などがあります。
さて、本題についてですが、
長沙市には湖南料理店が多くあります。
中でも、火宮殿というお店が有名な湖南料理のお店の一つと言われています。
②臭豆腐料理店
臭豆腐とは、豆腐を植物性の発酵液に漬け込み、
揚げたり蒸したりして作られる中国南部発祥の発酵食品のことです。
臭いが強烈なため、好き嫌いが分かれる料理となっています。
主に中国、香港、台湾、シンガポール、マレーシアといった中華圏で食されており、
地域によって、使用する漬け汁を含めて、製作方法が異なるため、
形や食べ方も大きく異なるようです。
例えば、
長沙の臭豆腐の主流は、黒い漬け汁に白い豆腐を入れ、豆腐が真っ黒になるまで漬けこんだ後、豆腐を揚げ、唐辛子などの激辛のタレをかけて食すようです。
さて、本題の臭豆腐料理店ですが、
長沙市内に臭豆腐を提供するお店が多くあります。
中でも、黒色経典長沙臭豆腐というお店が行列ができるほどの人気店となっています。
③湘茶畑
湘茶(湘葉緑)とは、長沙市で生産される中国緑茶のことです。
茶葉は深い緑色をしており、産毛があり、少し曲がっているようです。
味は芳醇で爽やかな感じで、ボディがあり、
香りは高く、澄んでいるのが特徴のようです。
湖南省に製茶メーカー五彩湘茶の茶畑があります。
④赤い磁器工房
長沙窯 (ちょうさよう)という陶窯が現在の長沙市銅官鎮にありました。
この長沙窯は、釉薬を施す前に絵付けをする「釉下彩(ゆうかさい)」陶磁器を世界に先立ち生み出した地とされています。
そして、現在このエリアは、長沙銅官窯国家考古遺址公園、銅官窯国風楽園、長沙銅官窯博物館、銅官老街などの観光スポットとなっており、
銅官老街では、陶磁器に彩色を施す伝承者がいるそうです。
※ちなみに銅官老街で陶磁器体験ができるようです。
本題の赤い磁器工房について、
工房ではありませんが、湖南省の株洲県醴陵市に紅官窯という磁器会社があります。
こちらにて、中国紅と呼ばれる赤い磁器などを製造しているようです。
長沙にもお店があります。
⑤花火工場
長沙市に位置する県級市瀏陽(りゅうよう)は、花火や爆竹の産地として1300年の歴史があり、中国花火の故郷」と言われています。
なので、瀏陽市内には花火工場が多くあります。
また、毎年春節には長沙市の瀏陽河で盛大な花火大会「瀏陽花火」が開催されており、
2006年には中国国家重要無形文化財に登録されています。
⑥自動車工場
中国を代表する電気自動車メーカーの比亜迪(BYD)と広汽埃安(AION)が
長沙に工場を建設しています。
⑦パパイヤ・テレビ局
Mango TVのことだと思います。
パパイヤがマンゴーに似ているので、物件名をパパイヤ・テレビ局にしているのだと予想。
Mango TVは2006年設立。長沙市に本社を置くビデオ・オン・デマンドサービス会社です。
人気ドラマ、映画、ミュージックビデオのオンデマンドサービスの提供だけでなく、
自主製作のバラエティー番組に強みを持ち、幅広い層の利用者を集めており、
中国のネットテレビ局の第4位にランクインしています。
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