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2024年 北欧旅行 1日目 ヘルシンキ市内観光

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中部国際空港から14時間のフライトでヘルシンキヴァンター空港に到着。
ヘルシンキ時間で朝の7時15分
入国審査では、滞在地、滞在目的、滞在日数など英語で質問されます。
質問が終わるとパスポートにスタンプが押されますが、

以前、ヴァンター空港を乗り継ぎで利用した際もそうだったのですが、
なぜか一番最後のページにスタンプ押されます。

FinlandのFinがフランス語の「終わり」を意味したりするので、最後のページに押すことにしてるのかな?
2回目なので、狙ってやってると思います。

ちなみにフィンランドの国名の由来fen「湖沼」land「国」のフェンランド「湖沼の国」が変化してフィンランドになったそうです。決して終わりの国ではないです笑

入国審査後、スーツケースを取り、空港の駅へ向かいました。

ヘルシンキ空港駅からヘルシンキ中央駅へ

8時:案内表示をみながらヘルシンキ空港駅へ

空港駅のホームにチケット券売機があります。
券売機には、ヘルシンキ地域交通局HSL(水色)フィンランド国鉄のVR(緑色)の二つがあります。

空港からヘルシンキへ行き、すぐに市内観光をされる方は、
水色のHSLの券売機にて、1日乗車券を購入するのが得です。

販売するチケットにもA区間(都心部)、AB区間(都心部、郊外)、ABC区間(都心部、郊外、隣接市)と区間で料金が異なります。
また、日数(2〜7日)も選択でき、日数が多くなるほど料金がお値打ちになります。

さて、ヘルシンキヴァンター空港はヘルシンキと隣接するヴァンター市にあるので、
ABC区間を購入する必要があります。

私はABC区間の一日券を購入し、電車に乗車。
ヘルシンキ中央駅へ向かいました。

※空港からヘルシンキには行かず、タンペレやユバスキュラ、トゥルクといった都市へ行く場合は、VRのチケットを購入した方が良いかもしれません

車窓

別日に撮った岩の写真

電車の車窓を眺めて感じたヘルシンキの第一印象は、でした。
ゴツゴツした岩が至るところにあるので、
頭の中で「ヘルシンキは岩の街」というフレーズがよぎりました。

ヘルシンキ街中の岩写真

気になって調べてみると、
一般的に岩は川の流れで侵食されて削れていき、砂になるのですが、
フィンランドは冬になると川の水は凍結し、雨は雪となり岩を覆うことで、
岩を削る作用が弱まるので、現在も多く岩が残っているそうです。

ヘルシンキ中央駅からホテルへ

8時40分

ヘルシンキ中央駅の駅前にトラムが走っています。
HSLの一日券を持っていれば、トラム、地下鉄、バスが乗り放題となります。

一日券を携帯していれば、エリア内を1日中自由に乗り降りできます。

そして、車内で切符確認をする人も滅多にいません。
今回の旅行でバスの運転手に一回だけ確認があったくらいです。
ですので、しっかり個々がルールを守っていることを前提とした性善説な国だと感じました。
※不携帯の場合、罰金100ユーロとなっています。

グーグルマップで、
ホテルの最寄り駅を走る番線を確認し、トラムに乗車しました。

トラムの駅から徒歩数分。この日泊まるCitybox ヘルシンキに到着しました。
今年オープンしたばかりのホテルです。

ホテル内にセルフチェックイン機がありました。

画像中央右にセルフチェックイン機

私はbooking.comで予約しており、チェックイン前の時間だったため、
セルフチェックイン機にて、booking.comの予約番号を入力し、荷物預かりを選択しました。
すると、モニターの横からカードキーが発行され出てきました。

このカードキーを持って、同じ一階の荷物預け室の前に行き、
カードをかざして入室し、スーツケースを預けました。

ヘルシンキ市内観光

トラムでヘルシンキ中央駅へ
先ずは徒歩でアカデミア書店へ向かいました。

アカデミア書店

9時30分 アカデミア書店に到着

フィンランドを代表する建築家アルヴァ・アアルトが設計した書店です。
近代建築に大理石や木といった素材を使用したバランスの良い建築で、
特に天窓から入る光は書店を明るい雰囲気に変えています。

実際にこの書店に立った時に、素敵な書店だなと思うと同時に
日本で同じように書店に天窓を設けると、直射日光により本の紙が焼けて変色する恐れがあるので、
真似できないなと思いました笑

また、書店内のカフェ・アアルトという
アアルトのデザインした照明器具「GOLDEN BELL」が吊るされているカフェがあります。
このカフェは、映画「かもめ食堂」のサチエとミドリの二人が出会ったカフェとなっており、
聖地の一つとなっています。


テーブルサービスのカフェなので、席に着席し、店員さんが注文に来るまで待ちます。
その間にメニューを確認。ガイドブック等では、ブルーベリーパイがおすすめらしいですが、
私はシナモンロールとカフェラテを注文しました。

ちなみに水が無料です。
フィンランドは世界でも珍しい水道水が飲める国です。
日本も飲める国なので、気づいていない方もいるかもしれませんが、
蛇口の水が飲める国はかなりレアな国なんですよ。
※世界で12カ国しかないと言われています。

そして、フィンランドは軟水で水質も、おそらく日本より高いです笑
ありがたや、ありがたや笑

アカデミア書店の店前に村上春樹発見!

そして向かいにはムーミンショップがあります。

ヘルシンキ大聖堂

10時35分 ヘルシンキ大聖堂に到着

中には入っていません笑
ヘルシンキのランドマークとして外観だけ拝みに行きました。

ヘルシンキマーケットスクエア

10時45分

野菜、果物、魚、フィンランド料理などが立ち並んでいる市場です。
多くの観光客で賑わっており、カモメもたくさん飛んでいます。

世界遺産:スオメンリンナの要塞

10時50分 フェリー乗り場へ

ヘルシンキマーケットスクエアの隣にスオメンリンナ島行きのフェリー乗り場があります。
このフェリーもフェリー乗車前のゲートにて、一日乗車券をかざせば乗船できます。

フェリーにて、カモメに遭遇。
カモメかわいい笑

スオメンリンナの要塞に到着

スオメンリンナの要塞は、
1748年にフィンランドを支配していたスウェーデンがロシアからの侵攻に備え建設を開始した要塞です。建設当初はスヴェアボリ要塞と呼ばれ、総延長約8kmにも及ぶ花崗岩の城壁で囲まれています。

また、当時の最先端要塞建築技術を駆使しており、北ヨーロッパで最も大きい稜堡りょうほがあると言われていました。

※稜堡…城壁や要塞の、外に向かって突き出した角の部分。大砲などの攻撃で死角をなくすために考案されたもので、例えば函館の五稜郭で取り入れています。

スオメンリンナ要塞は、第二次世界大戦後に軍事使用を廃止しており。
現在はヨーロッパの要塞建築技術を伝える施設として公開され、
1991年に世界遺産に登録されました。

昼食

13時30分
スオメンリンナの要塞を一通り歩いた後、フェリーで市内に戻り、
Stone’sというハンバーガー屋さんへ

普段食べないお肉が食べたかったので、お目当てはトナカイ肉のハンバーグを注文!!

トナカイ肉は癖がなく、あっさりしていて美味しかったです。
また、高タンパク質で低脂質。ミネラル、オメガ3、ビタミンB2も豊富だそうです。
日本にもトナカイ肉を取り扱い店を増やしてくれ笑

テンペリアウキオ教会

15時 テンペリアウキオ教会へ到着

氷河期の巨大岩をくり抜き、そこに屋根(ドーム)をかけた教会です。
ティモ・スオマライネンとトゥオモ・スオマライネンの兄弟による設計で1969年完成しました。

上部側面にガラスをはめ込んでいるため、室内は明るくなっています。
自然(風土)と現代建築の融合した素晴らしい教会です。

ヘルシンキの人気観光スポットの一つとなっています。

ホテル チェックイン

16時15分

ホテルの荷物預り室からスーツケースを取り、
セルフチェックイン機でチェックインとクレジットカードでの支払いを済ませ、そのまま部屋へ

Cityboxは、比較的お手頃な値段で泊まれるホテルとなっています。

というのも、長期滞在を除き部屋清掃やタオルの交換を毎日行わないことや、
各部屋にテレビを設置しないことでコストを抑えたり、
セルフチェックインによる人件費を削減しているからだそうで、
その分、ホテル内の設備が綺麗なホテルとなっています。


2日目の朝が早いので、スーパーで軽い食べ物と飲み物を購入して、早めに就寝。
2日目は、フィンランド中央部に位置するユバスキュラへ行きます。

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